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「交流会CROSS」の日記

リアルで人の繋がりを大切にしつつ、生きる上での「豊かさ」を追求していきます。

金融コラム Vol.9 with ThousandVentures

「あなたもそうかも?分かっていそうで分からない保険の正しい考え方編」

 

 このブログはとあるFP事務所を舞台に、

3人のキャラクターがメインとなって、

お金や経済の知識を易しく解説します。

 

左★吉永所長… FP事務所所長。真面目な実力派FP

中★涼子さん…事務所の常連客。新婚さんで、最近金融知識を勉強し始めた

右★夏美ちゃん…新米FP。24歳。明るく元気でちょっと天然

 

涼子「前回は保険料の適正値について

   とっても勉強になりました!

   保険料ってトータルで見ると

   馬鹿にならない金額になるんですね!」

 

 

吉永「生命保険は

   人生で2番目に高い買い物

   と言われるくらい高価ですから、

   分かっていただけて嬉しいです。」

 

涼子「本当にびっくりです!

   保険料なんて生涯で300万くらいかと

   甘く思っていたから」

 

夏美「多くの人が加入している

   『定期付き終身保険』は

   保険料が高めですもんね。

   保険料は月に約2万円なので

   30歳から60歳まで30年払ったら

   720万円!安くはないですよね」

 

吉永「しかもそんな額じゃ収まりませんからね。

   定期保険部分は10年問と

   なっていますが、

   10年ごとに更新するたびに

   保険料がどんどん高くなっていき、

   最終的に月の保険料は45,000円くらいに

   なってしまいます。」

 

涼子「30年で1020万円とか高すぎますよね!」

 

吉永「それなのに60歳以降は100万円しか

   保障が出ないですからね」

 

涼子「こんな酷い保険に

   たくさんの人が入っているなんて

   ビックリしちゃいました。

   そしてその中には恐らく

   私の両親も含まれているという…」

 

夏美「保険って、入ったほうがいいとは

   分かっているものの、

   よくわからないから

   勧められるがままに加入するという

   パターンが非常に多いですからね。

   涼子さんのご両親のように、

   知り合いや親戚が保険のセールスで 

   保険に入るというのはよくある話ですよ」

 

 

吉永「昔はそれでもよかったんですよ。

  保険料は、法律によって、

  全ての保険会社が、

  同じ商品を同じ値段で

  販売することに

  なっていましたから。

  「保険は誰から

   何を契約しても変わらない」

   という時代だったんです。」

 

涼子「それでうちの両親は

 【義理・人情・プレゼント】

   略してGNP営業にまんまと

   はまったというわけですね。

 

吉永「それが1996年に起こった

   『金融ビッグバン』により、

   保険料から保険商品まで

   自由競争の時代に突入し、

   保険会社を選ばないと大損するといっても

   過言でない時代になったんですからね。

   時代は変わったものです。」

 

涼子「絶対うちの両親損してますよ…

   両親の入っている保険の内容を

   早く吉永さんに見てもらいたい…!」

 

吉永「そうですね。

   加入してから一度も見直されてないなら、

   一刻も早く見直した方がいいですね。」

 

涼子「そういえば、保険のセールスである叔母さんが

  保険に加入させて

  得られる報酬って、

  加入してから2年までが対象

   って聞いたときは安心しましたよ。

   そうじゃないと変えるの

   気後れしちゃいますもん。」

 

吉永「これは知らない方が多いですよね。

   保険のセールスさんに勧められるがままに

   保険に加入していて、

   すでに2年経過している人は

   なんの後ろめたさもありませんから

   すぐに保険を見直すのを

   オススメします」

 

涼子「セールスさんはお客さんが

   保険に加入することで報酬を得られて、

   しかも商品毎に報酬の値段が違うなんて

   初めて聞きましたもん。

   全員じゃないにしても中には

   無駄な保険を勧めてくる人がいるかと

   思うと怖いです。

 

夏美「はやりの来店型保険ショップでも

   手数料がかからない分、

   そういったセールスさんが

   いないとは断定できないですしね」

 

涼子「やっぱり多少の相談料がかかっても

   信頼できるFPさんに聞くのが

   一番ですね」

 

涼子「あと保険って言えば、

   種類がたくさんあるじゃないですか。

   未だに違いをちゃんと分かっていないので、

   一度教えてもらいたいです」

 

吉永「分かりました。

   そもそも生命保険は3つに分けられます。

 ・終身保険

 ・定期保険

 ・養老保険

   です。

 

   まずは定期保険ですが、こちらは

   保険期間が限られた保険のことです。

       いわゆる『掛捨て』ですね。

   定期保険の特徴は

      ①満期金や解約返戻金がない

      ②保険料が安く抑えられている

      ③保険期間終了時に更新すると

   保険料が高くなる

     (契約年齢が上がっているため)

         です。」

 

吉永「続いて終身保険です。

         こちらは名が体を表すとおり、

       保険期間が一生涯

   である保険です。

   終身死亡保険、終身医療保険など

   名前でわかりやすいですね。

   終身保険の特徴は、

   ①一生涯保障が継続される

   ② 保険料は高めとなる。

   ③ 途中解約時に

   解約返戻金がある

   ④ いつ死亡しても一定額の

       死亡保険金が受け取れる

    です。」

 

吉永「最後は養老保険

         これは、老後の自分や家族を

   養うための保険のことです。

         満期まで保険料を積み立てて、

         満期時に利息を上乗せして

   受け取ることができる

         貯蓄タイプの保険です。

         学資保険などは貯蓄タイプなので

         こちらに当てはまりますね。

         養老保険には次のような特徴があります。

     ① 期を迎えれば満期金を

        受け取ることができる

     ② 貯蓄機能を併せ持っている

     ③ 満期金があるため

    保険料が高め」

 

夏美「まとめて合わせるとこんな感じです。」

 

吉永「大切なのは目的に応じて使い分けること。

         それぞれが得意とする保険に入ることで、

  最低限の保険料で最大限の保障

   を得ることができます。」

 

涼子「なるほど~」

 

吉永「とにかく保険を選ぶ際に肝心なのは、

   その時その時の

   状況に合わせて必要な分だけ

   無駄な保障をつけないよう

   気を付けていくことです」

 

夏美「それから、保険というものは

  入るのが早ければ早いほど

  保険料が安くできます!

   同じ保険を65歳まで

   払い続けた時の総保険料を、

   加入時の年齢別に比べてみても、

   子供の時に入るのが一番お得です。

 

 

しかも保険料が安く済むだけじゃなくて

  小さい時に保険に入っておけば、

  その後ずっと保障があるという利点もあります♪

 

涼子「お子さんがいる人は

早めに保険に入れてあげると良いんですね~」

 

吉永「最後にもう一つ、

   保険に関する重要な考え方をお話しましょう。

   それは、

   保険はなんとなく

   入るものではない

   ということです。

   気づいてない方が大半だと思いますが、

   保険も立派な金融商品です。

   つまりお金を出すからには費用対効果を 

   しっかり考えなければなりません。

   リターンを多く生み出さなければ

   選ぶ必要がないということです。」

 

夏美「私たちが払う保険料というのは、

   純粋に保険金として使われる以外に

  保険会社の経費に

  なっています。

   経費を差し引いたお金を運用して

   それを保険金にまわすわけですから、

   経費が大きければ元手は少なくなり

   当然運用しても利回りが悪くなります。

  だから保険に入って

  お金を増やしたり

  貯めようとするのは

  ナンセンス。

  必要な保障を得れる保険に

  掛け捨てで加入して、

  いざという時用のお金は

  別の方法で用意していくのが

  賢いやり方です。」

 

吉永「無駄な保険料を

      カットすることで

  保険料を少なく抑え、

  浮いたお金を効率的に運用し

  お金を増やしていく。

   これが理想です。」

 

涼子「そうやって賢く保険に入って、

   投資でお金を増やして、

   いつかお金持ちみたいに

   保険なんて入らなくても

   へっちゃらなくらいの資産

   築きたいです~」

 

吉永「そのためにも、これからも

   しっかりお金の勉強していきましょう!」